鳴神疾風という人物は…。

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いきなりだが、俺、鳴神疾風について少し話そうか。 俺はどこにでもいる普通のサラリーマンだ。 年?そんなもん、想像にお任せするぜ? 「聞いてるのかね!鳴神君!」 「へいへい、聞いてますよー」 俺は今クッソうざい上司に意味のわからないことで怒られていた。 (ったく、なんで俺が怒られないとダメなのかねー) 「なんだね!その態度は!それが上司に対する口の聞き方か!!」 ここ毎日、俺は言われたことをやっては何を勝手なことをしている?などの理不尽なキレ方をされている。 もうそろそろ俺も我慢の限界が来るぞ。 「聞いているのかと聞いているんだよ!」 パシッ! 上司が俺の頭を叩いた瞬間プツンと何かが切れた。 「ぎゃーぎゃーうるさいんだよ。ハゲ。」 「なっ」 「うるさい黙れ、今俺が喋ってんだろ。毎日毎日無意味な説教しやがって俺たち社員はお前のストレスのはけ口じゃないんだよ。わかる?わかりますか?」 あーあ、クビだなこりゃ。 「鳴神君…」 「なんすか?」 「出て行きたまえ。明日から来なくていい」 だよねーw 「うぃーす。おつかれっしたぁ」 俺は、スーツの上を脱ぎネクタイを外しながら会社を後にした。
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