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いつか、蓮に彼女ができたら・・・この関係がどう変わるのか考えただけで不安になる。 「萌絵、具合いでも悪い?大好きなコロッケパン食べないなんて・・・大丈夫?」 え?・・・あたしがコロッケパン大好きなこと・・・知ってたんだ。 蓮の優しい声と・・・あたしがコロッケパンを大好きなことを知ってたことに驚いて・・思わず蓮を見つめてしまった。 うわぁ・・やっぱり・・カッコいい・・目の前にいるのは私が良く知ってる蓮の筈なのに・・なんだか・・ドキドキしてきた―― 「萌絵、ちょっと、こっち来て・・」 「・・へ?」 蓮がいきなり、あたしの腕を引っ張って自分の方へ引き寄せた。 「・・うん?熱は無さそうだね」 ふぇ・・蓮は・・・あたしのおでこに蓮のおでこをくっけてた。 「れ、蓮・・・顔、近い・・」 あたしは、自分でもわかるくらい真っ赤になって・・・頬が熱かった。 「当たり前だよ、おでこ、くっつけてんだから」 蓮の落ち着いた態度に・・あたしは益々テンパってしまった。 「ついでに・・キスでもしょうか?」 え?・・蓮の言葉とも思えないセリフにビックりしていていると・・・蓮の・・綺麗な顔がゆっくりと近付いてきた。 ドキリ・・と・・さっきより大きく心臓が跳ねた。 「萌絵~キスするときは目を閉じて・・」 固まって・・瞬きひとつできないあたしの唇に・・・蓮の唇が重なった。 image=511688440.jpg
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