あつい夏

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私は何と答えただろう。 同じクラスでもそれほど話をする関係でもなく、そのままクラスが離れてそれきりになってしまったけど、グラウンドで汗を流す彼を見るとあの時の会話を思い出した。 (俺の応援は、やっぱかっこいい曲がいいよな。ラッパがパアーって鳴るやつ)   野球を続けるためにどこか遠いところの高校に進学したと噂で聞いた。
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