第02話 辿り着いた『未知』

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「射程内の一団の殲滅を確認!次!!」 エルヴズユンデは、移動を続ける異形の群れを次々と食い破っていた。 また、少し離れた場所に異形の一団を確認する。 既に、結構な数を撃破したはずだが、総数は、まだかなり残っていた。 「…行きましょう、エルヴズユンデ!!」 エルヴズユンデが、確認された異形の一団に向けて、猛然と加速する。 …その、直後であった。 エルヴズユンデの進路上に、思わぬ反応が検出される。 「…これは、ワールドコアの反応…!?」 その反応に、ギルティアは驚く。 それは、ワールドコアの…宇宙群の反応であった。 …どうやら、宇宙群の分布図には存在しない未知の宇宙群を発見してしまったらしい。 「まさかの、新発見ですね…」 しかも、検出されているデータから考えるに、かなり特殊なシステムが適用されている宇宙群のようだ。 尽きぬ興味に、ギルティアの表情が思わず綻ぶ。
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