廃病院
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「起きなさい!今日も学校でしょう!?」 どうやら、いつのまにか寝てしまっていたようだ。もう、電話もインターホンも鳴っていなかった。俺は、昨日のことは忘れることにした。 「行ってきます」 「いってらっしゃい」 親に見送られ、俺はドアを開けた。 「○○病院ですが、お宅にあるカルテ、お返しください」
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