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ザクセンの言ったことを聞いてうなずき、ミケは寝台から立ち上がった。
各々から話を聞いて準備をしたら、森へ行くかと頭の中で簡単に予定を立てて部屋を出ようとすると、ザクセンの声が呼び止めた。
「ああ待て、本題の話したからさっそく口をだな」
「バカ、仕事が先だ」
「抜くのに協力するのも仕事のうちだろー? いいじゃねえかそんなに時間かからねえし」
すげなくしようとしたが、仕事と言われるとミケは少しためらってしまう。
ザクセンのしたり顔に少し腹が立つが、最大限譲歩してミケはしぶしぶといった顔でザクセンに向き直った。
「……一発だけ」
「三発! 三発たのむ!」
「だめだ。一発だ」
「じゃあ二発! そんな手間変わんないだろ?」
「……わかった。二発だけだぞ」
「よっしゃ」
ザクセンは鼻歌でも歌いそうな顔をしながら脚を開いて下衣の前をくつろげる。
ミケは彼の股の間にひざまづいて、口を大きく開いた。
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