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千晃side____
入学式になんとか間に合った私たちだけど
朝から走ったせいで体はクタクタ…
先生の話とか全く聞いてなかった。
実「千晃、私たちのクラス見にいこうよ!」
千「あ、そうじゃん! うわー、緊張するね。」
実「うん、あ、あそこじゃない?」
真「んも、二人とも探したで?」
千「あ、ごめん真ちゃん。」
隆「で、クラスはどうだった?」
実「まだ見てないんだけど、緊張しちゃってさー…」
真「じゃあ、みんなで見に行けばええやん。ほらっ、いくで。もう他の人たち移動しとるし。」
千「そうだね。宇野ちゃんいこっ?」
実「うん!」
隆「いや、俺を置いていかないで…」
緊張と不安と少しのワクワクでたどり着いたクラスが書かれた紙の前。
結果は…
「「「「やったー!みんな一緒だ!」」」」
なんとみんな一緒!なんだかまた楽しくなりそうな気がしてきた。
実「みんな、今年も一年よろしくね?」
隆「おうっ! よろしくな、みさこ。」
真「よろしゅうな。」
千「よろしくっ!楽しい一年にしようね!」
実「うんっ!じゃあさっそく、クラスに移動するとしますか!」
隆「そだなっ!」
私たちはまた一緒だって嬉しかった。
また一緒にたくさんの思い出作るぞって
そんな、希望しか抱いてなかったの。
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