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次に大量のミサイル第二弾が全艦隊から発射されかけ、トーキョーを壊滅しようとした瞬間・・・・・・
そのとき、ホットラインの相手である二ホンの大泉首相がようやく電話にでた。「これは、これは大統領、また二ホンに来たくなりましたか」と呑気に答えた。
「馬鹿にするな、貴様、俺様が進化論を否定するキリスト教福音派の信者としって、あんな法律を可決したのか」
電話の向こうでも激高している様が容易に想像できた。
大泉首相はマクドナルド大統領のいうことをまったく無視して、今度の来訪のさいにAI新型「くノ一」J2000とともにお待ちしています」といった。
大泉首相は続けて、彼女たちなら大統領の「マグマ」にたまっている危険な「不発弾処理」をうまくやれるでしょうと淡々と述べた。
大統領は「ジャパニーズ・クノイチ」とひと言い、生唾をごくりと飲み干した。
また、「クノイチ」と思わず声に出して前回二ホンに訪問したときにうけた夜のオモテナシを思い出した。
彼女たちと過ごした熱い夜のことは昨日の出来事のようだ。
有名雑誌のトップモデルであるメラトニン夫人の美貌と容姿端麗さに魅了されて結婚して、夫婦になり七年目、倦怠期なのだろう。
最近、メラトニン夫人は手すらも握ってくれなくなった。
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