漂流4日目

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さようなら現実社会! これからよろしく、未来の嫁さんたち! オレはもう、しこたまに第二の人生を楽しんでやるぜぇー! やるぜぇーー! やるぜぇーー……。 「……?! ガハッ ゴホッ!」 気がつくとそこは海岸だった。 オレは砂浜に突き刺さるようにして転がっていた。 あれから一体、何が……? 辺りを見渡すとロリ神が、なんて事は無く。 ひたすら無人だった。 付近には家屋も道も、何も見えない。 今見えているのは、砂浜に手つかずの森、散乱している流木やゴミくらいだ。 電線のひとつも、人工物の一切ない、島のように見えた。 「ハハッ、死にぞこなった……かな。いっそ死んで転生とかしたかったぞ」 不安に押しつぶされかけたせいで、声が自然と漏れた。 そしてこの時感じた予感は見事に的中した。 辺りを探索すると、ここはそれほど大きくない島で、人の姿は一切なかった。 民家のひとつ、船の一艘無い、忘れ去られたような場所。 そう、オレは無人島へと漂流してしまったのだった。
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