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「美穂…?」 驚愕のあまり放心した勇騎が吹っ飛ばされる。 「勇騎!」 駆け寄って抱き起こした私を見上げる勇騎の表情は見えないがわかる。 怒ってる。 驚いてる。 だけど、私は敢えて言った。 「勇騎、私は…戦うよ。ずっと守ってもらってばっかりで…私は見てるだけだった。そんなの…やっぱり辛いよ」 ガシャコンビートで勇騎を軽く叩く。 すると、淡い光と共に胸のライダーゲージが回復した。 「…まったく、昔から言うことなんて聞きゃしねーな、お前は」 やれやれと言ったふうに立ち上がる勇騎。 そこに二人も駆け寄ってくる。 「お前ら…最高に似た者同士だよ」 「美穂さん、私もフォローしますから!」 並び立つゲームの力を宿した四人のライダー。 「ならこいつでチームプレイだ」 勇騎が取り出したジュエル。 それに描かれているのは、竜をモチーフにしたガシャットだった。 輝きと共に分裂し、各々の手に収まる。 『『『『ドラゴナイトハンター!ゼェーット!』』』』 『ファング!』「大・大・大・大・大変身!」 『ブレード!』「ステージ5、大変身!」 『ガン!』「グレード5、変身」 『クロー!』「5速!」 『ガッチャーン!LEVEL UP!!』 『ド!ド!ドラゴ!ナ!ナ!ナ!ナーイト!ドラ!ドラ!ドラゴナイトハンター…!』 『エグゼーイド!』 『ビート!』 『ゲーンム!』 『レーザー!』 竜の力を纏った四人のライダーの、チーム戦が、今始まる。 「超チームプレイで」 「「「「クリアしてやるぜ!」」」」
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