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佐々木くん (ヤンキー)
店長 「佐々木くん、ちょっと表のゴミ集めしてきてくれないか」
佐々木 「はい。分かりました」
・・・・・・・・・・・・・
ヤンキー 1「ったくよー、うちのババアはグチグチうっせぇーんだよな」
(ガサガサガサガサ)
ヤンキー2 「あ、俺んとこもー」
(ガサガサガサガサ)
ヤンキー1 「あーあ、なんかオモシレェ事ねぇのかよ」(ガサガサガサガサ・ガサガサガサガサ)
ヤンキー 2 「っつうか、さっきからガサガサガサガサ後ろで、うっせーよ!」
佐々木 「あ、失礼しました…」
ヤンキー 1 「うわ、くっせ!ゴミとか漁ってんじゃねぇよ」
佐々木 「漁ってるのではありません。収集しているのです」
ヤンキー 2 「一緒だろーが」
佐々木 「いえ、全く違います。僕は仕事の一貫として任務を果たしているまで。貴方達とは違い暇ではないのです」
ヤンキー 1 「あ?何だよ、その腹立つ言い方は!俺達だってな、暇じゃねぇんだよ」
ヤンキー 2 「ああ、暇じゃねぇよな」
佐々木 「ならば、ここで何をなさってるのですか?」
ヤンキー 1 「そりゃ、まぁ……… あ!あー!あれだ、集会だ集会」
佐々木 「はぁ……集会?何の集会でしょうか」
ヤンキー 2 「いちいち、説明しねぇと分かんねぇのかよ」
佐々木 「はい。全く分かりませんが…」
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