第一話#運命

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仙川side 「お前さ本当勿体ないよな・・・」 「ん?」 「自分が思ってるよりもイケメンだぞ?」 居酒屋で飲んでいる俺ら 定位置である小上がりの席 「またそれ言う~」 こいつは腐れ縁の山下啓一 「祐登、彼女作んねぇの?」 「んーこれといっていい女がいねぇんだよ・・・あいつ・・・」 「ん?バイトの子?あの子がどうしたの?」 「俺の生徒・・・」 「バイト自体は問題ないだろ?お前の学校バイト禁止じゃないんだから」 「まぁ、それはそうなんだけど・・・すみません!」 「はい!ただいま!!」 「生、おかわりと冷奴1個」 「あ、仙川先生・・・いらっしゃいませ」 「俺ここの常連」 「そうなんですか?ご贔屓に」 「相原!これ四卓さんにお願いね!」 「はい!!生と冷奴追加ですね。」 「いい子じゃん」 「あんな笑顔、学校じゃ見ないけどな・・・」 「え?」 「何でもね・・・」 「ありがとうございましたー」 会計を済ませて店を出た 「どうする?もう一軒行くか?」 「いや、今日は帰るわ・・・」 「そっか・・・またな・・・」 「おう!・・・・・・また来ようかな・・・」 俺は帰路に着いた
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