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仙川side
「お前さ本当勿体ないよな・・・」
「ん?」
「自分が思ってるよりもイケメンだぞ?」
居酒屋で飲んでいる俺ら
定位置である小上がりの席
「またそれ言う~」
こいつは腐れ縁の山下啓一
「祐登、彼女作んねぇの?」
「んーこれといっていい女がいねぇんだよ・・・あいつ・・・」
「ん?バイトの子?あの子がどうしたの?」
「俺の生徒・・・」
「バイト自体は問題ないだろ?お前の学校バイト禁止じゃないんだから」
「まぁ、それはそうなんだけど・・・すみません!」
「はい!ただいま!!」
「生、おかわりと冷奴1個」
「あ、仙川先生・・・いらっしゃいませ」
「俺ここの常連」
「そうなんですか?ご贔屓に」
「相原!これ四卓さんにお願いね!」
「はい!!生と冷奴追加ですね。」
「いい子じゃん」
「あんな笑顔、学校じゃ見ないけどな・・・」
「え?」
「何でもね・・・」
「ありがとうございましたー」
会計を済ませて店を出た
「どうする?もう一軒行くか?」
「いや、今日は帰るわ・・・」
「そっか・・・またな・・・」
「おう!・・・・・・また来ようかな・・・」
俺は帰路に着いた
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