第一話#運命

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バイト先 「相原、今日もよろしくな」 「はい!よろしくお願いします!!」 笑顔を振りまき22時まで働いた。 家に着き宿題と課題を終わらせ予習、復習の勉強を始めた いつも通り深夜帯を回りそろそろ寝ようかと思った時 ピコン もう寝たいんだけど・・・そう思いつつ確認すると 「相原さん」 誰? そう打ち返し寝た 翌日 制服に着替え登校時間まで勉強漬け 暇だからね 何するでもないし 登校時間になり電車通学のため最寄り駅から学校の最寄りまで1時間の道のり そこだけが至福のとき 昨日来たSNSを確認すると 誰?が既読スルーされていてその後は何も無かった 教室に入った 水が満タンに入ったバケツを私に向かってバケツごと投げられた 「相原・・・前々から思ってたんだけど暗いんだよね」 「何で思ったその場で言わないの?なんで今言うの?意味わかんないんだけど・・・」 「うるせぇよ!消えろよお前・・・」 「別にどうでもいいけどさ先生来るよ?席に戻んなくていいの?」 「ちっ」 "先生"という言葉に素直に従う 「あーあ・・・教科書もびしょびしょだよ・・・」 こんなんじゃ授業どころじゃないじゃん・・・ それを見て影で笑う者や関わりたくないと顔を逸らす者がいた 授業は出なきゃ仕方ないから制服から髪まで濡れたままで出席した
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