第一話#運命

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仙川Side 教室に入ったら驚いた。 相原がびしょ濡れで授業を受けようとしていたから・・・ どうしたのかと聞くと 「雨降りました」 とわかりやすい嘘を付いた その発言のせいか相原は笑われるしまつ 「放課後、生徒指導室に来い」 「は?バイトなので無理です」 「じゃあ休み時間でいいから」 「それなら・・・」 そして、休み時間 生徒指導室 「先生?」 「相原・・・そこ座って?」 「はい・・・」 「緊張しないで、雑談しつつ聞いていくから」 「はい・・・」 「バイトは週何回入ってんの?」 「週8です」 「そんなに入ってんの!?」 「土日は明け方までバイトなので・・・」 「休みはあるの?」 「バイトの休憩時間と寝るだけですかね?家帰ってもやる事あるし・・・」 「素朴な疑問だから答えたくなかったら答えなくていいんだけど・・・なんでそんなに働くの?」 「ノーコメントで」 「やっぱそうなるよな・・・・・・ここから本題・・・なんで今日濡れてたの?雨が降ったからじゃないよね?」 「別に・・・先生に関係ないですよね?」 「まぁそうだね・・・俺もちょいちょいバイト先に顔出すから、いつでも相談乗るからな」 去り際、相原の頭をポンポンした
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