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次の瞬間サメは全身に痺れを感じ、自分の泳いでいた方向とは、真逆に強い力で引っ張られました。
意識は朦朧としていました。
恐らくみみずは、
針に刺さっていて、その針にはトリカブトの毒が塗られていました。口から、おびただしい量の血液が海の海水に広がって、まるで何かの花びらのようでした。ざまあみろ。クソザメ。
時間にすると15分から19分くらいサメは引きずられました。
海面からは船に乗る人間が見えました。同時に眩しい光と共に海水が暖かく感じました。
内蔵が口から出ていました。最後の力で抵抗しました。その瞬間体に何かが貫通しました。
槍です。
5~6回刺されました。弾丸も489発撃ち込まれました。 もう、サメは死を覚悟し、抵抗をやめました。目をつぶり尾びれを動かすのをやめました。
気がつくと、網で引き上げられ船の上にいました。まず口から出ている内蔵をバットで叩き潰され、
硫酸をかけられました。その後ブルドーザーでひかれ、ブルドッグの前足で蹴られ、薄紙でうろこを2枚にはがされました。
「やっと会えたな」
いきなり身長は1mくらいの男がサメに言いました。
サメは意識のはっきりしない中微かな声で
「だれだ、おまえは、そしてなぜ、俺にこんな事をするんだ。」
と、言った。
1mの男は、《埼玉県熊谷市》という町に住む《マルコ》というインド人だった。
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