第2章 仲間になろう

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サメはそれを手伝いながら牛の男に 「ありがとう。名前は?」 と言いました。 「俺の名前は、ハロー田中山 けん」 と加賀山は嘘をつきました。偽名を使いました。しかし、生きてた方のもぐらが 「こいつの名前は加賀山 けんけんけけけけ 日本から来た警察だ。」 と本当の名前と職業を教えてさしあげました。 加賀山はバレた事を恥ずかしく思い、ベロを出して笑いました。 サメも笑いました。 おじいさんが 「わしの名は、ば山バタぞうじゃ」 とサメに言いました。 しばらく、ば山とサメと生きてた方のもぐらと加賀山は仲良く話をしました。 サメは、日が暮れて夜になり、傷を治した薬 「ドンナキズデモナオールヨ」をまた塗りました。 意味はありませんでした。 それにより、その薬はなくなりました。歯磨き粉の様なチューブに入っていてまだ半分あったのに全部使いきりました。 指に1円玉くらいの大きさで20人の傷が治ると書いてありました。 でも、全部使いました。それを読んだ後に全部使いきりました。 恐らく、知能の低さが影響したのだと思われます。 ば山は老衰でその夜に亡くなりました。気づいたのは、加賀山でした。 朝になる前に海に投げました。 その事はあえて誰にも言わなかったので、朝になり、サメは、ば山がいない事に疑問を感じました。 でも別に誰に聞いたり、ば山を探したりもしませんでした。 理由はば山は少し、加齢臭がしてて、息も臭いし、嫌いだったからです。 もぐらも気づいたのですが、考えないようにして、もぐらはその場の空気を明るくする為に 「パンパースと呼んでくれ」 といきなりサメに言いました。 サメはもぐらを食べました。 とても美味しいので、喜びました。 加賀山はそれを見て怖くなり、牛を丸呑みし、船を壊しはじめました。
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