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サメはそれを手伝いながら牛の男に
「ありがとう。名前は?」
と言いました。
「俺の名前は、ハロー田中山 けん」
と加賀山は嘘をつきました。偽名を使いました。しかし、生きてた方のもぐらが
「こいつの名前は加賀山 けんけんけけけけ 日本から来た警察だ。」
と本当の名前と職業を教えてさしあげました。
加賀山はバレた事を恥ずかしく思い、ベロを出して笑いました。 サメも笑いました。
おじいさんが
「わしの名は、ば山バタぞうじゃ」
とサメに言いました。
しばらく、ば山とサメと生きてた方のもぐらと加賀山は仲良く話をしました。
サメは、日が暮れて夜になり、傷を治した薬
「ドンナキズデモナオールヨ」をまた塗りました。
意味はありませんでした。
それにより、その薬はなくなりました。歯磨き粉の様なチューブに入っていてまだ半分あったのに全部使いきりました。
指に1円玉くらいの大きさで20人の傷が治ると書いてありました。
でも、全部使いました。それを読んだ後に全部使いきりました。
恐らく、知能の低さが影響したのだと思われます。
ば山は老衰でその夜に亡くなりました。気づいたのは、加賀山でした。
朝になる前に海に投げました。
その事はあえて誰にも言わなかったので、朝になり、サメは、ば山がいない事に疑問を感じました。
でも別に誰に聞いたり、ば山を探したりもしませんでした。
理由はば山は少し、加齢臭がしてて、息も臭いし、嫌いだったからです。
もぐらも気づいたのですが、考えないようにして、もぐらはその場の空気を明るくする為に
「パンパースと呼んでくれ」
といきなりサメに言いました。 サメはもぐらを食べました。
とても美味しいので、喜びました。
加賀山はそれを見て怖くなり、牛を丸呑みし、船を壊しはじめました。
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