第3章 ミツバチ

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第3章 ミツバチ

その後は、話かけてもみんなに無視されて、サイフや携帯など、金目の物は全て取られました。 もちろん、バイトの給料も払われないでしょう。 気づくと左足のももに刃渡り90センチはある出刃包丁が刺さっていました。激痛の為、意識がなくなり、体が寒くなって、 その場に倒れました。すぐに警察を呼ばれ、血液で、プロレスラー達の服を汚した罪で器物破損、業務妨害となり、逮捕されてしまいました。 加賀山はサメに断られたので、1人でその島に向かう事にしました。 サメはタバコを買いに行きたいから、近くの島に寄りたいと加賀山に言いました。加賀山も船が壊れているので、新しい船を手に入れる為、島に寄る事に賛成でした。 その頃、みみずは「ヤースタヌクラ」という海沿いの町に着き石を見つけてその下に潜りこみました。 ラージェヤン、マークは警察から釈放され、ホストになりました。 源氏名は「りむ川 言語ろう4号」でした。 いつもビニール傘をテープで足に着けて、子犬のはく製をネックレスのように首から下げているファションで仕事をしていました。 香水はお金がないので万引きした、マヨネーズを首筋と、両ての手首にたしなんでいました。スーツはアルマーニのスーツを客に買ってもらったのでそれを着ていました。 売る時の為に、タグや値札はつけたままでした。 レシートも無くさぬように胸のポケットから、半分見える様に入れていました。 さらに靴は常に長靴を丸めてみじかくして、靴下を履かずに履いていました。手袋も、季節は関係なく、軍手を、親指のところだけ切り、親指だけを出して着けていました。 それが、セクシーだと思いこんでいました。 グラスを拭く時などは、軍手ですぐふけたので、便利でした。指名してくれない、客は顔の形がわからなくなるほど殴りつけていたので、すぐにNo.2になれました。お酒は嫌いなので、常におでんの汁しか飲みませんでした。気の合わないホスト仲間はすぐに家族や親戚を殺害し、 耳もとで 「この店から、出て行け!」 とささやく事で辞めさせていました。 客が、他の店に行った場合などは、店を燃やし、その店のホストの顔をバーナーで炙りヤケドさせ、 性器を病院で切除させ、田舎に引っ越しさせ、店を辞めさせ、その客は指をピラニアに食べさせ、 二度と他の店に行かない約束をしていました。
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