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今から取りに行くしかないか…。
けどこんな時間だからもしかして鍵があいてないかもしれない。
僕はダメ元で家を飛び出した。
雨の降る中、傘を差しながら自転車で学校に向かった。
校門の前に自転車を置いて、いつものように玄関の扉を開けた。
「よかった。まだ鍵かかってなくて」
夜に電気がついてない学校に行ったのは初めてで何だか気味が悪かった。
普段の学校とは違ってまるでお化け屋敷に来ているかのような雰囲気だった。
急いで廊下を走って階段を上って二階にある自分のクラスに向かった。
自分のクラスに到着すると教室の中はは真っ暗だった。
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