ドキドキの寮生活

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例の事件があったため、その日の授業また、今週1週間は授業が無くなった。 レイザに案内され、自分たちの部屋に入ると、中には青い髪に、青い瞳を持つ男前な美少年と、緑の髪に、黄色の瞳を持つおっとりとしてそうな美少年がいた。 「お、あんたらが転校生かいな。俺はウィルト・レディナリール。いちおうこれでもあんたらと同じクラスなんやぞ。まあ、気軽にウィルってよんでくれ」 「んー。僕はぁルル・ヴィナティー。女の子の名前みたいだけどぉ気にしてないからルルって呼んでねぇ。あと、口調についてはちょっとくせだから気にしないでくれると嬉しいなぁ」 貴族も多いと聞いていたがまさか、公爵の息子と同室になるとは……。 こちらも自己紹介をしたところで、トランプや、学校の制度(これについては、レイザも知らないらしい。)について教えてもらった。
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