ドキドキの寮生活

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だが、まぁあれだな。顔が良ければ全て良し!って何だ…。俺が一人呆然としていると、流石に生徒会は成績優秀者が選ばれているらしいがイケメンだそうだ。 暫く雑談や世間話をし、(たまにスサノオが趣味を語り)俺達は、食堂に向かっていた。 「なあ。なんでみんなこっち向いているんだ?」 「気にするな」 「気にしない方がええで」 「気にしない方がいいよぉ」 答え方は違うが同じことを答えられた。おお、と感心していると、食堂についた。 「お二人さん。コレ付けときぃや」 渡されたのは耳栓。不思議に思って首を傾げていると、ルルが答えてくれた。 「それしてないとぉ、鼓膜破れる可能性が無くもないからぁ、しといた方がいいよぉ」 なるほど、確かに鼓膜が破れると修復するのがめんどくさいからな。 大人しくスサノオと一緒に耳栓を付ける。すると見計らっていたように、ウィルが紙を広げた。 『ほな、行くで』 それを見たのを確認して俺達は食堂のドアを開けた。
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