王子あらわる?
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そしてそんなことをいきなり言われたわたしは結局、精神の休まることのない休憩を取った。 二人が店を出た数時間後。 その人が現れた。 「いらっしゃい……」 カウンターで作業をしていたわたしは、センサーのチャイムで顔を向けた。 そして。 固まった。 「あの…今日からこちらでお世話になります」 イケメンだ。 矢が刺さった。
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