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大森副所長の配慮で12階に特別室が新婚の二人用に設置された。
つまり、ふたりのための交流戦専用の部屋だ。
五右衛門はその部屋の前を通ると
入室禁止と書かれた張り紙がドアにはってあった。
真ん中のバイオハザードのマークが赤く点灯しているのを見つけた。
実に腹立たしい気分だ。
ある時、秋葉原で盗聴のプロが使うという集音器を用いて、
ドアに耳をあて、盗聴していたところ、
中では交流戦が行われていた。
有里の大きな嬌声が聞こえる。
有里の蜜壷はグショグショのようだ。
有里の小粒だが形の良い胸とそれにくっついている感度のいいピンク色の干しブドウを例の赤い触手が執拗に舐めている音も聞こえる。
同時にミズコシの方も有里のテクニックに翻弄されているのか、
くぐもった声で必至に耐えながらも快感を貪っているようだ。
「すごい」、下手なAVよりこっちのほうが、臨場感があってたまらないぞと夢中になって聞いていた。
その時、「五右衛門君、何しているの」といきなり、大森副所長に声をかけられた。
五右衛門は動揺しながら、「えー、本日は晴天なり、マイクのテスト中」と訳の分からないことを言い出した。
大森副所長は五右衛門のパンパンに膨れ上がった股間をみながら、「五右衛門君、盗聴は駄目よ」といってきた。
そして、「そんなに立派な逸物をもっているなら素振りに精をだすより、そろそろ実戦に生かさないとね」といってきた。
五右衛門もそうだな、独り言で「俺もそろそろ旅立つときかもしれない」といった。
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