第一話『電波状況』

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大事のようにリアクションをするハーデスちゃん、自分も食べるんだから、お手伝いくらいしようね? 「うーん、ハーデスちゃんにできるかな~」 と笑うカナデ、わりと体力のいる仕事ではある。 「なんじゃと!私にできないことなどないわ!かしてみい!!」 とジャガイモをすりつぶし始めたハーデスちゃん。 1分もしないうちに、声をだすハーデスちゃん。 「う、腕が痛い・・・もう・・・ムリじゃ・・・」 早くも、降参宣言をするハーデスちゃん。早過ぎるだろう。 「はやっ!!ハーデスちゃん、はや!!まだジャガイモ一個も潰れてないわよ!」と笑うカナデ。 「わたしにはちょっと速かったようじゃの!」 コータが悪いんですよ?みたいな顔をして、言い訳をするハーデスちゃん。 「なんで自信満々なんだよ!お願いした僕の方が悪いみたいな雰囲気だすのやめてくれる??」 と僕が、ハーデスちゃんに突っ込む。 「ほっほっほっ、相手の力量も測れないとは、コータもまだまだじゃのう!」 いや、そうかもしれないけど、君がいうことじゃないよね!!確実に!! 「いや、頑張ろうよ!!ハーデスちゃん次第だし!!」 と言い返す僕。 「それは難しい相談じゃのぅ」 かっかっか、と笑うハーデスちゃん。 そうこうしていると 「よーし、できたわよ?!」 と、ヒビキさんがやってくる。     
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