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大事のようにリアクションをするハーデスちゃん、自分も食べるんだから、お手伝いくらいしようね?
「うーん、ハーデスちゃんにできるかな~」
と笑うカナデ、わりと体力のいる仕事ではある。
「なんじゃと!私にできないことなどないわ!かしてみい!!」
とジャガイモをすりつぶし始めたハーデスちゃん。
1分もしないうちに、声をだすハーデスちゃん。
「う、腕が痛い・・・もう・・・ムリじゃ・・・」
早くも、降参宣言をするハーデスちゃん。早過ぎるだろう。
「はやっ!!ハーデスちゃん、はや!!まだジャガイモ一個も潰れてないわよ!」と笑うカナデ。
「わたしにはちょっと速かったようじゃの!」
コータが悪いんですよ?みたいな顔をして、言い訳をするハーデスちゃん。
「なんで自信満々なんだよ!お願いした僕の方が悪いみたいな雰囲気だすのやめてくれる??」
と僕が、ハーデスちゃんに突っ込む。
「ほっほっほっ、相手の力量も測れないとは、コータもまだまだじゃのう!」
いや、そうかもしれないけど、君がいうことじゃないよね!!確実に!!
「いや、頑張ろうよ!!ハーデスちゃん次第だし!!」
と言い返す僕。
「それは難しい相談じゃのぅ」
かっかっか、と笑うハーデスちゃん。
そうこうしていると
「よーし、できたわよ?!」
と、ヒビキさんがやってくる。
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