ありふれた日常

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ありふれた日常

 「未央、おはよう」  坂柳琉斗が、朝1番に声をかけてきた。  「あ、おはよう!階違うのに合うなんてなんかすごいね」  「あー、いや、一緒に行きたくて待ってた」  「え?意外」  「そんなに意外か?」  「うん。カップラーメンの3分も待てなさそうな顔してるし」  「は?どんな顔だし。てゆうか、俺どんなイメージ持たれてんだよ」  「ふふっ、冗談だよ。あ、ところで柚くん迎えに行った?」            ※  ピンポーン。  朝、ピンポンを押される音で目が覚めた。  「てか、早いよお前」
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