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裏社会の住人には、暗黙のルールが存在する。
1・一般人に正体を理由もなく自ら明かしてはいけない。
2・一般人に危害を加えたり、怪我をさせてはいけない。
3・どんな理由があっても一般人を裏社会の協力者にしてはいけない。
4・judgeこと、海月梓の正体を決して暴いてはいけない。
そして、このほかにも裏社会には、絶対触れてはいけない禁断の箱がある。
もし……それに触れてしまったら……
「本当に残念だよ! 零? お前とは、もっと……」
零との通話を終えた恭輔は、そのまま別の人物に電話を掛ける。
すると、電話の相手は、1コール出た。
そして、相手が出るなり、その相手に向かって……
「◎◎! いますぐ一夜零……そして、俺の前に連れてこい!」
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