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季節はめぐる
四季を何度超えても
私の世界ではいつも雪が降りしきる。
ガラス色の雪に閉ざされた世界で
大好きなあの人を待ち続けていた。
ただ待っているだけじゃない
私はあなたが知らない十年間
一度だってあなたを忘れた日はなかった。
忘れようとしたことは何度もあったけど
無駄だった。
遠いどこかで生きている
そう感じているだけで
なぜだかいつもそばにあなたを感じられた。
それはきっと
触れ合った時に感じたあなたの孤独が
私の心の奥で結び付いたからだと思う。
意識の深層部ではどんな人とも繋がれることを
私は知っていた。
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