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待ち合わせは昔よく遊んだ公園だった。
陽介が着くと、もう2人はいた。
順一「よう、待ってたぞ」
香苗「陽介くん、久しぶりだね」
陽介「2人とも久しぶり!ねえ勉強進んでる?」
順一は渋い顔をする。
順一「いや…英語が全然。他はなんとかってところか?」
香苗「私も、社会系がどうもだめ。暗記ものは苦手だよ!」
でもさ、と順一は話す。
順一「さすがに煮詰まっててさ、ずっと勉強ばかりだし、しんどいから今日は少し息抜きしようぜ?
っていうのも俺、親にも心配されててよ…。たまには休めってさ」
たまに家に両親が揃うと心配される。
ただし、それは勉強の成績よりも体調面を心配されてるらしいが、
過保護だっつーの…と、順一はブツブツと呟く。
香苗「私も、今日は遊んでおいでって言われちゃった、順一くんがカタロでメッセージくれたおかげだよ!」
陽介「あはは!そうだよね!たまには息抜きしないと!僕も、腐ると思ったよ」
しばらく3人は公園で話した後、ゲームセンターに行くことにした。
近くに少し大きいゲームセンターがあり、中高生はよくそこで遊んでいる。
陽介たちも、時々そこで遊んで景品を取ったりコインゲームで遊んでいた。
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