2.想い

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待ち合わせは昔よく遊んだ公園だった。 陽介が着くと、もう2人はいた。 順一「よう、待ってたぞ」 香苗「陽介くん、久しぶりだね」 陽介「2人とも久しぶり!ねえ勉強進んでる?」 順一は渋い顔をする。 順一「いや…英語が全然。他はなんとかってところか?」 香苗「私も、社会系がどうもだめ。暗記ものは苦手だよ!」 でもさ、と順一は話す。 順一「さすがに煮詰まっててさ、ずっと勉強ばかりだし、しんどいから今日は少し息抜きしようぜ? っていうのも俺、親にも心配されててよ…。たまには休めってさ」 たまに家に両親が揃うと心配される。 ただし、それは勉強の成績よりも体調面を心配されてるらしいが、 過保護だっつーの…と、順一はブツブツと呟く。 香苗「私も、今日は遊んでおいでって言われちゃった、順一くんがカタロでメッセージくれたおかげだよ!」 陽介「あはは!そうだよね!たまには息抜きしないと!僕も、腐ると思ったよ」 しばらく3人は公園で話した後、ゲームセンターに行くことにした。 近くに少し大きいゲームセンターがあり、中高生はよくそこで遊んでいる。 陽介たちも、時々そこで遊んで景品を取ったりコインゲームで遊んでいた。
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