2.想い

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陽介の顔から、不安そうな光が消えていった。 子供のような笑顔で、 陽介「順一君!あのさ...もしよければ、応援してくれない?」 順一「.....!」 陽介「だめ、かな?」 順一「いいけど」 陽介の顔かひまわりのように明るくなっていく。 順一は冷たい池にどんどん沈んでいく。 体の感覚も、想いも一緒に... 陽介「ありがと!ありがとう順一君!もしも順一君まで好きって言われたらどうしようと思った!」 順一「はは..陽介の嫌いなライバル関係ってやつにはなりたくないし、それに」 苦しい胸を押さえないようにこらえながら、言葉をつなげる。 順一「....好きなやつ、いるし」 俺はまたうそをつく。 陽介は応援するから!と話している。 はは、と順一は笑うも、心の中では大嵐だった。 本当の気持ちに、俺はきっとこの先伝えることなく蓋をし続けるんだな。 いつか、ほかに好きなやつができるまでは.....
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