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「順一くんよろしくね!ねえ、確か同じ小学校だよね?この前の入学式で見たよ?」
陽介はついこのあいだの入学式のことを話した。
クラスがは違うけど同じ一年ということはなんとなくわかっていた。
「うん、緑小学校、3組」
「やっぱり!香苗ちゃんと僕も同じ小学校だよ!1組なんだ!」
「えっ!ほんと?」
「そーだよ!陽介くんは幼稚園から仲いいんだ!ね、これから友達になろうよ!」
「…いいの?」
「うん!ねっ一緒に遊ぼうよ!」
順一は戸惑っていたが、話しかけられたことが嬉しくて笑みがこぼれた。
これが3人の出会いで、始まりだった。
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