2.想い

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しばらくして、季節は夏を迎えた。 終業式当日。担任の先生がくるまでみんなしゃべっていた。 中学最後の夏休み、受験勉強のことや、最後の思い出作りをしたいとクラスはざわついていた。 香苗「あーあ、優ちゃん違う学校なんだよね…」 「大丈夫だよ!高校いっても友達なんだよ!香苗は写真部また高校でも入る?」 香苗「うん、そのつもり!写真部に入りたくて、桜山高校を受験するんだ!」 桜山高校はこの辺では有名で、人気の高校で毎年沢山の生徒が受験すると話題になる。 「よかった!じゃあまた会えるよ!」 香苗「そうだね、絶対会おうね!」 「そういえば小宮くん達は?同じところ行くの?」 香苗「うん、2人もその予定!」
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