新キャラ

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「えーと、僕は青葉 零。引っ越してきたばかりの者です。」 ?「よろしく頼む。 我は幽霊。ここの住居人からは幽と呼ばれる。」 「(幽霊だから幽…か。) えと、よろしくお願いします…?」 幽「あぁ。」 自己紹介は終わった。 …所でさ? 「いや、まずお前どっから入ってきやがった!!」 うん。 マジでどこから入ってきた? そんで、いつから居た? とどめ。 人の家に入っといてなに平然としとんじゃい! 幽「どこからって…壁だが?」 「は?え、は??」 幽「壁。」 「ど、どうやって…?」 すると幽さんは立ち上がり、壁の前へ。 そして壁に手をつけた…その時。 「な!?」 するり、と手が抜けた。 「いやいやいや!何!?僕の目が腐ったのかな!?」 幽「なにを言うか。現実だぞ。」 「お願いします、どうか嘘と言ってください。」 幽「いや、現実だって。」 「もういっそのこと塩撒いとくか、うん、そうしよう。」 幽「やめろ、我があの世に召す。」 …信じられん。 いや、信じたくねぇわ! 「誰か嘘だと言ってくれぇえぇええ!!」 幽「残念。現実だ。」
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