さよなら、花嫁。

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「ー…さよなら、塩生さん」 「ー…さよなら、夏川さん」 ぱちん、と電気が消えた。 ー…何日か過ぎ、大学に行こうと外に出ると、ちょうど自宅マンションの前に泊まっていたゴミ収集車が、走り出すところだった。 俺は、それを見ながら思わず呟いた。 「ー…さよなら、花嫁」 -end.
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