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「お仕事遅くまでお疲れ様。
ね?朝ご飯食べる時間、ある?」
「……ああ、お願いするよ。
その間にシャワー浴びてくる」
シュウからの連絡を確認して通信機を机に置くと、俺の言葉を聞いたアカリは本当に嬉しそうに表情をほころばせる。
「分かった!
着替え出しておくから入ってきて」
「おう、サンキュ。
……。アカリ」
キッチンに向かおうとするアカリを引き止めて、俺は彼女の額にそっと口付けた。
それだけで頬をピンク色に染めるアカリ。
「フレンチトーストがいいな。
めちゃめちゃ甘いヤツ」
「分かった。
でも、糖分は控えめに作りますからね!」
ふふっと微笑みながらキッチンに向かう彼女を見て、俺も風呂に向かった。
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