休日

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「賑わっとる賑わっとる」 「そりゃあクーナちゃんが来るとなればね」 「ライブまで少し時間あるし、ちょっと失礼するよ」 「わかった行ってこいよ、モノメイト野郎」 「え?」 「ごめん、なんでもない」 アフィンを見送った所で俺はマイショップへ もはや副業でもある市場操作からの荒稼ぎ ちなみにこの前アフィンが苦労して強化したライフルは 俺が出品して売れてしまったことを奴は知らない。 今度何かプレゼントしてあげよう その後ライブまでの時間はアフィンとカジノでのアツい勝負があったが 俺の惨敗だった。 「アフィン君よ、今コイン何枚持ってるの?」 「30万枚くらいかな」 「アークスやめちまえ」 「ひでぇよ相棒」 もうカジノも釣りも二度と行かない。アフィンとは 「おっ、そろそろ始まるんじゃないかな」 「もうそんな時間か」 駆け足でショップエリアへ移動する ショップエリアに着いてみると普段見ないライトアップや 尋常ではない人の数 噂のアイドルはどうやら本物らしい 「相棒、ここにしよう」 「あいよ」 俺たちが席として選んだのは普段「レダ」とかいうアークスが よく立っている場所だった。 そういえばレダが戦っているところを俺は見たことがない。 「来たよ相棒・・・あれがクーナちゃんだよ!」 「どれどれ」 おお、確かに可愛い ものすごいアイドルオーラ的なものを感じた気がした。 しかしどこで見かけたような気がする 名前もクーナとか言ったよな まさかなぁ
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