休日

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今日は休日ということもあり友人のアフィンと 森林エリアで釣りを楽しんでいた。 「おっしゃあ、キタキタ!」 横でアフィンが騒いでる さっきからアフィンの竿にヒットが連発していた。 一方俺は釣りを始めて2時間 アタリはゼロだった。 このままではまずい。 「おいアフィン、お前イカサマしてるんじゃないか?」 「相棒、そんな言い訳しても勝負はなくならないぜ」 俺とアフィンは釣り勝負をしていた 負けた方は一週間ブーメランパンツという過酷な罰ゲームをかけて アフィンの野郎、釣りの経験がありやがったんだ おかしいとは思っていたんだ 急に釣りに行こうと言い出した時から 「ちょっと席外すよ」 「おう」 来たか、この瞬間が 念のためにキャンプシップでアフィンに 「新作のモノメイトが出た」と言って大量にアフィンに飲ませておいた。 実際はモノメイトに倉庫に眠っていたエネミーから取れる素材を 適当にぶち込んで作ったものだが アフィンは「美味しい」と抜かしていやがった 奴は味覚がおかしい、今度色々試してみよう 「ほら、外の世界にお帰り」 アフィンが2時間かけて釣り上げた魚達を湖に帰してあげた。 魚だって生きているんだ、自由が一番なはずだ それは昨日の俺の晩飯が魚の刺身だったとしても その後すぐにアフィンは戻ってきた 「よし、このまま相棒をボコボコにしてブーメランパンツの刑に・・・ん」 「どうした、アフィン」 「俺の魚は?」 「知らん、元の世界に帰ったのかも」 「相棒そりゃないぜ・・・」 「ごめん、でもブーメランは勘弁してな」 とりあえず昼飯を奢ることで勘弁してれた やっぱ最高だぜ、アフィン
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