ロボットの話

執事 「現在、ロボット科学の進化は著しいものです。製造、交通、軍事、ありとあらゆるものにロボットは使われるようになりました。」

執事「特に軍事、戦争では、生身の人間ではなく、人型のロボットを使うのが一般になりました。」

執事「人型のロボット、俗に言う、私達、【フォースノイド】のことです。」

執事「フォースノイドは近年、更なる発展を遂げており、今では、我々の生活の基盤となっていると言っても過言ではありません。」

執事 「軍事におけるフォースノイドは遠距離、近距離、電子戦、科学戦、様々な戦闘に長けています。」

執事 「しかしなんといっても、フォースノイドの一番の特徴はそれぞれに個性がある事です。製造工程は同じでも、得意分野が違ってきます。中には私のように軍事用に造られていながら戦闘技能が皆無なものも。」

執事 「そしてフォースノイドが製造され始め、約1世紀、世界を震撼させる超常現象が起きたのです。それが…」

嬢「【フォースノイド感情発現現象】…でしょ？」

執事 「その通りです。お嬢様。」

嬢「もうやだー！何回おなじところ勉強すんのー！勉強やだ！遊びたいお菓子食べたいお風呂入りたいゴロゴロしたーーい！」