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「あそこにデジタル時計みたいに赤い数字があるんだけど、なんか、、、カウントしてるみたいなんだ。」
「え!?カウント!?微かに赤い光は見えるけど、数字まで見えないですね。」
「あ、僕視覚ボルスターだから、かなり遠くまで見えるんだ。あ、ほら、10カウントが6、5、、、」
!?
「みんな!すぐにゴールに向かって走って下さい!!!」
俺は出来る限り大きな声で叫んだ。
「え!?え!?」
「何!?何!?」
俺の叫びで戸惑いながらも沢山の人がゾロゾロと走り出す。
俺はブロンドの男性の腕を掴み、いち早くここから離れようと走る。
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