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「え!?え!?高校生君!?どういうこと!?」
ブロンドの男性はオロオロしながら俺に問いただした。
「多分、そのカウントは床が落ちるまでの数を数えているんだと思います!天井端にある赤い光、一つじゃないんですよ!トンネルの奥まで何個も光ってるんです。もしかすると、、、」
俺の言葉にハッとしたブロンドの男性は俺の予想していた事を続けて話し出した。
「本当だ!!沢山ある!しかもずっと奥まで続いて、、、!一番手前のカウントだけ進んでる!3、2、1、、、」
バコンッ!!
ブロンドの男性が「0」と言うのと同時に地震の様な揺れと悲鳴が聞こえてきた。
「ひぃぃぃぃぃ!」
「あああああああああ、、、、、、!」
また床が無くなった。足が、、、震えて思うように動かない。
でも、走らないと、、、動け!動け!
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