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助けてくれたのか。
「あ、、、ありがとうござい、、、」
「おいっ!どけよ!」
俺の言葉を遮るように言葉を発したのは、地面に伏してこちらを睨みつけている男性だった。
「あ!すいません!」
俺たちはその男性の上に馬乗り状態になっていたようだ。すぐさま立ち上がり謝る俺。
「ごめんごめん。こんな事あんまりしたことなかったからさ。まぁ、うまくいった方でしょ。」
俺たちの手首を掴んでいた男性が、その手を放しながら言った。
「あぁぁぁぁ!怖かった!痛かった!ありがとう!助かったよぉぉぉ!」
ブロンドの男性が泣きながらくしゃくしゃの顔でお礼を言った。
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