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「二人とも助けてくれてありがとうございます!走れますか?」
「いいんだよ!もう僕たちは友達じゃないか!高校生君!行こう!」
俺がお礼を言うと、ブロンドの男性が痛めたであろう右腕をさすりながら言った。
まだお互い名前も知らないのに、、、。そのフレンドリー振りに感動する俺。
「気にするな!感謝は後にしよう!とりあえずここから逃げよう!」
ウィンクをしながら親指をグッと挙げて二カっと白い歯を見せる男性。
よく見たら少し肌が小麦色だ。顔も彫が深く、ドレッドヘアー。
この人も外国の人かな。すらりとして無駄な脂肪のない細マッチョ。
他にぶつかった人たちにも謝りたいけどそんな余裕はないな。
沢山の疑問や聞きたいことがあるけど、今はここから逃げるのみ!
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