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試練1
だんだん目が慣れてきて、少しだけ周りの様子が見えてきた。
高校の体育館と変わらない高さ。体育館の4倍ぐらいの広さに、光沢のある白か灰色の空間。
何人いるか分からない人の数。
ここで訳のわからない【試練】とやらをさせられる。
しかも死と隣り合わせらしい。
どういう意味だ?
ウィィィーーーン、、、
!?
足元から小さな振動を感じたのと同時に、機械的な音が響いてきた。
壁が縦に切れ、自動ドアの様に左右に分かれて開き始めた。
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