プロローグ

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レイジ「………」 ???「………」 …いや、あのさ…。 レイジ「初回1ページで女神遭遇っていうのはいくらなんでも展開が早すぎると思うぞ」 ???「安心しろ、私も思ってるから」 あー…ゴホン。 突然過ぎて話についていけてないと思うので少し話そう。 まずは自己紹介だ。 俺の名前は【天谷 零児(あまや れいじ)】。 男性で二十歳成り立て、そんで学生だ。 特にこうと言った特徴なんてなく、ただどこにでもいる一般人だ。 それで、ここはどこなのか?と問われると…俺もわかんねぇ。 わかるとすればどうやらここは現実じゃないみたいだ。 うん、本当にわかんない。 いつの間にかここにいて、目の前に【女神】とか名乗る変態が居て… ???「おいおいおいぃ!?何嘘の情報流してんの!?私は変態じゃねえぇぇ!!!」 …ゴホン、失礼。 目の前にいるのはただのロリだ、オーケー? ???「ゴルァ!!誰がロリじゃあ!!私は【冥界神ハデス】さんだぞこんにゃろー!!」 レイジ「おいこら、耳元で騒ぐな長黒髪黒袴つるペタ幼女め」 ハデス「一言で容姿説明すんな!!あとつるペタじゃねぇ!!」 いや、どう見ても壁だろ、うん。 まぁ、それはさて置いてだ。 この状況を見る限り、どうやらここに俺を呼んだ張本人はコイツらしい。 ハデス「話変えやがって…あーそうだよ、私がここ【境界】に呼んだんだよ」 ハデs…幼女は舌打ちしながらこちらを睨みつけ、説明してくれた。 ハデス「なんで幼女っつった!?そのままハデスで良かったのに!?」 レイジ「いや、なんか幼女と呼ばなければならないっていう使命感がだな…」 ハデス「どんな使命感だそれ!?ただ単にお前が言いたいだけだろ!?」 あー、もうコントはいいから。 次、なんでここに俺がいるのか説明してもらおうか。 ハデス「好きでやってるわけじゃねぇよ!?」 うん、知ってるから早く説明しろよ。 ハデス「めんどくせぇなお前!?」 ごもっともです。
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