2人が本棚に入れています
本棚に追加
クソガキ
「きゃ、客にこんなことしていいと思ってんのか!?店長呼べよ!?」
知記
「あ"?俺が店長だが?」
俺は寝そべるクソガキを立たせようと再び催促の為に蹴りを見舞った。だが、クソガキは小癪にも俺の蹴りをカバンで防ぎやがった。
カバンで防御してる暇があればさっさと起きやがれとイラついた俺は、クソガキに蹴りを再び見舞おうとした…だが。
瞳子
「ちょっとあなた、やめなさいよ!」
邪魔が入った。
知記
「またおまえか」
瞳子
「誰がおまえよ!私には瞳子ってちゃんとした名前があるの!!」
瞳子と名のるこの若い女は向かえにある喫茶店で働いてる店員だ。俺が万引き犯を取っ捕まえる度に、いつも邪魔をしてくるストレスの原因の一つだ。
知記
「チッ、おい瞳子…」
瞳子
「あなたに呼び捨てにされる筋合いはないわ!ねえ君、大丈夫?」
クソガキ
「は、はい…大丈夫です」
万引き犯のクソガキを気にかける瞳子に被害者はこちら何だがな、と俺のイライラは加速する。
最初のコメントを投稿しよう!