俺の職場の輝く天使

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 俺はグラスに手を伸ばし、アイスコーヒーを飲んだ。すると西園が小さく声を上げる。 「ストロー……」 「ストローがどうかしたか?」 「んふ。なんでもありません」  俺が目を眇めると、西園はそのままふふふと笑った。背中でミストが噴射される。気付ばBGMは次の曲に変わっていた。 「変な奴だな」  西園はニコニコと口元を緩めたままコーヒーカップを持ち上げる。 (今が丁度良いタイミングなのかもしれない)  俺はグラスを置いて、正面の笑顔を見つめた。
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