小説家

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「まあ、 何はともあれもう少しで出版です。 最後まで宜しくお願いします、 村上先生」 そう言って席を立ち、鈴木さんは部屋から出て行った。鈴木さんが先に部屋を出るときは夕食は無しという合図だ。この一年間で出来た方式のような物。 僕は先生と呼ばれた事が嬉しくなり少し笑みをこぼしながら会釈した。
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