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昔の日本は、長く朝廷が全国を支配していた。
そして史上初の「幕府」である鎌倉幕府が1192年(近年1185年説もある)に誕生してからしばらくして、
1221年に承久の乱(じょうきゅうのらん)が起こる。
これは、朝廷が幕府を潰そうとした出来事である。
ちなみに
朝廷→天皇がリーダー、貴族で構成
幕府→将軍がリーダー、武士で構成
何故こんな出来事に発展したのか。
ざっくり言うと、
源頼朝(みなもとのよりとも)が、鎌倉に幕府を開く
↓
頼朝は幕府のリーダー(征夷大将軍)になる
↓
幕府の運営が始まる
↓
しかし頼朝が急死
↓
2代目、3代目もすぐ死ぬ(両方暗殺)
↓
まさかの源氏途絶える
↓
征夷大将軍を急きょ代打で雇う(九条頼経:くじょうよりつね)
↓
頼経はまだ子どもなので副リーダーを配置する(副リーダーを執権(しっけん)という)
↓
副リーダー(執権)は北条義時(ほうじょうよしとき)
初代執権は北条時政(義時、政子の父)
↓
執権が幕府を実質的に運営する形になる。
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