四話 承久の乱と北条政子

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昔の日本は、長く朝廷が全国を支配していた。 そして史上初の「幕府」である鎌倉幕府が1192年(近年1185年説もある)に誕生してからしばらくして、 1221年に承久の乱(じょうきゅうのらん)が起こる。 これは、朝廷が幕府を潰そうとした出来事である。 ちなみに 朝廷→天皇がリーダー、貴族で構成   幕府→将軍がリーダー、武士で構成 何故こんな出来事に発展したのか。 ざっくり言うと、 源頼朝(みなもとのよりとも)が、鎌倉に幕府を開く ↓ 頼朝は幕府のリーダー(征夷大将軍)になる ↓ 幕府の運営が始まる ↓ しかし頼朝が急死 ↓ 2代目、3代目もすぐ死ぬ(両方暗殺) ↓ まさかの源氏途絶える ↓ 征夷大将軍を急きょ代打で雇う(九条頼経:くじょうよりつね) ↓ 頼経はまだ子どもなので副リーダーを配置する(副リーダーを執権(しっけん)という) ↓ 副リーダー(執権)は北条義時(ほうじょうよしとき) 初代執権は北条時政(義時、政子の父) ↓ 執権が幕府を実質的に運営する形になる。
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