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この時代の都は、現在の奈良県に置かれていた。
「何と(710年) 立派な 平城京」
710年、平城京に遷都して奈良時代がスタートする。
しかし、この時代は決して平和なものではなかった。
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『イルカあああああ!!!!』
『な、何事??』
『クーデターターイム!!』
乙巳の変が645年に起こり、その後大化の改新を経て「大宝律令」が701年に完成する。
この制度は、国の決まりを細かく定めたものだが、人々にとっては大変なものだった。
「何で税金納めるためにわざわざ都まで行かなあかんねん意味分からんしホンマまじで誰かシバきたい」
「自分キレすぎやろ(笑)俺らみたいな田舎モンは自分の足で都まで出稼ぎに出なあかんって決まりがあんねんからしゃーないやん」
「出稼ぎってかほぼタダ働きやんけ。これじゃ都に着くまでに足がゴボウに…ああーもう何日も歩き続けてるからもう疲れた」
「何ゆうてんねん!都までまだまだあるぞ」
「パト○ッシュ、僕もう疲れた…」
「おおーい!!しっかりしろ!!」
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