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僕は、普段職場の同僚と飲みに行ったりはしないけれど、ある日僕は、思い切って伊藤さんを飲みに誘ってみた。
「伊藤さん、今回の試作の件では、協力してくれてありがとね!
徹夜までしてくれて、本当に助かったよ!」
「いいえ、若林さんのお役に立てて、本当に嬉しいです。」
伊藤さんの謙虚な態度に、僕は好感を持った。
「伊藤さん、お礼というほどのことはできないけれど、飲みに付き合ってもらえますか?
僕がご馳走します。」
少しどきどきしながら伊藤さんを誘ってみると、伊藤さんから思わぬ返事があった。
「本当ですか?
嬉しいです。
ぜひ、飲みに行きましょう!」
伊藤さんは、明るくて屈託のない女性で、僕は思わず笑顔になっていたと思う。
僕は、伊藤さんと飲みに行けることが、とても嬉しかった。
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