2*俺が転生したのは……

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どうにか舐めるのをやめてもらえないものかと、腕を顔の前で降ってはみるけれど、何かに当たった感触もなく俺は舐められ続けている。 「わふぅ……(うう……)」 なんだかわかんないけど舐めるのやめてくれない…… もうなんか多分だけど毛がベチョベチョな気がする。 毛なのかもわかんないけど多分毛だと思う。 と、涙目になって半ば諦めかけていたその時、俺に救いが来たのだ。 「ガウッ!」 「「「「キャンッ!クゥーン……」」」」 大袈裟なこと言ったかもしれんが、本当に救われた。 なんだか今まで聞こえた鳴き声より低かった気がした。 っていうかさ…… _____ペロペロペロペロ なんで俺はまた舐められてんのかね!?
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