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余分なモノは一切なく、遊びのない会議室である。
（この人は本当にONとOFFの差がすげぇな…。）
隆行が小さく驚きながらも席に腰を降ろすと、宗運が口を開いた。
「多少驚かせてしまいましたかな。じゃが、遊ぶ時は遊び、務める時は務める事こそ肝要ですからな。」
ニコニコとして表情はそのまま継続のようである。
「して、この度の軍政様来訪の目的であるが…。」
「それは…。」
「いや。良い。畏まっており申す。大友家の眼を盗んでまで御自らの御来光。これにて感づかぬようでは阿蘇家はその程度かとお天道様に笑われまする。」
「左様な事は…。」
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